若手血液内科医のアウトプットと日常

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【本のレビュー】神・時間術 樺沢紫苑著 Part3 朝の集中力を生かす

 
 
 

朝が最も集中力が高い(仕事が捗る)

 
仕事量=集中力✕時間
 
    朝は最も仕事がはかどり
        夜になるにつれて,時間あたりの仕事量は低下する.
 

朝の集中力の最大値をあげる生活習慣

  • 睡眠前の行動(TO DO)
  • 朝起きてからの行動(TO DO)
  • 週間を通してすべき行動(TO DO)
 

睡眠前の行動(TO DO)

 

超重要

 

  •     睡眠時間は6時間以上(6-8時間)確保する
  •     カーテンを開けて寝る
  •     寝る2時間前には下記の行動をしない
  •     寝る2時間前には下記のような行動をする
 
 睡眠時間は6時間以上(6-8時間程度)確保する

 

    詳細に関しては樺沢先生の著書を拝読していただきたいが
    要点をまとめると
    睡眠時間6時間以上寝ないと,認知症や生活習慣病などのリスクが高くなる
    毎日同じ時間に寝て,同じ時間に起きるルーティーンを作るとより効果的
 
カーテンを開けて寝る
 
    カーテンを開けて寝ると目覚めがよくなる.(外から見られなければ)
    起床時に5分間日光または2500ルクス以上の光を5分間以上浴びるとセロトニンが分泌され,起床時の不快感が無くなる.
    起床してすぐに光を浴びるためにカーテンをあけて寝よう
 
寝室にスマートフォンを持ち込まない

 

    寝室にスマートフォンを持ち込むと,寝る直前に光刺激となり,安眠を妨げる.
    スマートフォンはリビングにおいておく.
 
寝る2時間前には下記の行動をしない

 

    食事,飲酒,激しい運動,風呂,視覚的娯楽(パソコンやテレビ)
 寝る2時間前には下記のような行動をする
    家族と過ごす
    能動的娯楽(将棋,チェス,読書,楽器,スポーツ)
リラックスする必要がある.
また,能動的娯楽をすることで,集中力を高めることができる.
スマホのゲームなどをするぐらいなら読書や,将棋などのほうが,生産性が高いということ.
 

朝起きてからの行動(TO DO)

 

起きたら5分間目を開ける

 

    朝が弱い人は起床時に2500ルクスを5分程度光を浴びると起床時の不快感が減る.
    二度寝をしないようにアラームで起床したら5分間目をあける
    
朝シャワーを浴びる

 

    朝にシャワーを浴びると副交感神経から交感神経優位に変わるため
    5分程度でいいので,シャワーを浴びるとすっきり目覚められる.
    
 

週間を通してすべき行動(TO DO)

 

    週に2回程度1回1時間程度の有酸素運動をする.

 

    まずは,平日1日,休日1日からはじめる
    1回1時間程度の有酸素運動をすることで集中力が高くなる.(また,その後の集中力が回復する)
    そのため,定期的に運動習慣をもつ.
 
 

この本を読んで内田が改善した行動

 

    目覚まし時計を購入し,寝室にスマートフォンを持ち込まなくした.
    無印良品のスヌーズつき(スヌーズ間隔は5分)の目覚まし時計を購入した.
    しかし,夜間に病院(病棟)からの入院患者対応の電話が必ず鳴るため,昔使っていたiPhoneSEを寝室の隅に充電器つなぎっぱなしにすることで,電話が鳴るようにした.
iPhoneSEのアプリは最低限のみ残し,後はアンインストールしている.

 
また,カーテンを開けて寝ることは困難なため,起床時にLEDの蛍光灯がつくように設定し,起床後はがんばって目をあけている.
そして,起きて一生懸命シャワーを浴びるようにしている.
 
寝る前の行動に関しては,まだ実践が難しい.
 
最大のネックは寝る2時間前の視覚的娯楽の禁止.
我が家ではテレビは見ないが,YoutubeやAmazon Prime をみるという習慣があったため,そのうちここを是正していく必要がある.